Lucinoがこんなに大きくなりました


Lucinoがとても可愛く、美人になってきました。体重も26キロになり、幼い頃は目と目の間が広く目も小さかったのですが、今は足も長くお鼻が少しシャクレ、鼻から口吻にかけてピカピカ、ツルツルしていて触るととても気持ちよく魅力的です。凛々しく美人だと思いませんか?
メンスは来ていません。早く手術をしたいのですが・・・
近々だと思います。

近頃のLucinoは物を破壊することに生き甲斐を感じているようです。
ロープはもちろん、藤のタンスを2つ壊し、ソファ(犬用)を壊し、網代の敷物をズタズタにして、竹のシーツも分解し、木を引き抜き・・・朝起きた時はいつもちょっとしたスリルです・・・・・!
でも時々反省しているらしく、秋の側に寄り添いとてもよい子ブリッコをします。
あまり悪戯が激しくこちらが注意するとあのおとなしい秋が「ガウッ、ガウッ・・・」といってLucinoを叱っています。
7月2日(土)に3回目のLucino主催のホームパーティをしました。
今回は可愛いダックス、チワワ、パピヨン、プードルの仔犬が多くて彼女が主役になりきれませんでしたが、皆様方から大きくなったネ、可愛くなったネ、美人になったネ・・・とほめて頂きLucinoは小鼻をヒクヒクさせてとても自慢そうな得意げな顔をしていました。
Lucinoはアイコンタクトが上手で皆そのキラキラ輝く瞳と、ヒクヒクさせるお鼻に思わずご褒美の量が増えてしまいます。
一人遊びも上手で飛びつきもそれほど激しくなく、とても良い子です。人のお顔をなめたくなると秋のところへ飛んでいき秋の口や顔をなめまわっている、賢いのか?おばかさんなのか?。
変なLucinoです。

私たちはLucinoが大きくなるにつれ、彼女にとって我々と別れても大丈夫だと思いますが、秋離れが出来るのかしら?とちょっと心配!!
(不安なとき、何か叱られたとき、我慢をしたとき、また何かほめてもらいたいとき・・・いつでも一番に秋の所に飛んで行って顔をなめたり、噛み付いたり、体の上に乗ったり、ベタッと横に寄り添ったりしています。

今では秋より体高も体長も大きくなっていますのに・・・ネ
ただ体重だけは秋には勝てません・・が・・
勿論、勝ってもらってはこまりますが・・・
それからLucinoのあくび・・・とても特徴があります。アーアと金属音が聞こえます。見ていなくてもLucinoだと解ります。

はやいものでLucinoがうまれて8ヶ月になりました。素直な良い子です。きっと両親の良いところをたくさん受け継いだのでしょうネ。親ばかの私はLucinoがこんなに元気で、賢く、大勢の人に愛され、美人に育っている姿を(Lucinoのことを親父くさいという人にはLucinoを触らせてあげません)皆様に知って頂きたくて仕方ありません。

       2005年7月7日
                                       粟津牧子
Lucinoの成長はこちらの写真からご覧ください


Lucinoが盲導犬訓練所に帰る日が決まりました

2006年1月8日(日)にLucinoがライトハウス盲導犬訓練所に帰ります。

最初の予定では2005年12月20日頃でしたので、約半月遅れたことに皆で喜んでいます。

50日齢の3.72kgから11月1日のお誕生日には28.6kgまで成長してくれました。その間に生まれて間もない子猫の子育てという擬似母親体験まで経験しました。少々臆病で若さゆえ力の配分に未熟なところはありますが、比較的穏やかで聡明な性格に育ってくれました。これも常にそばでLucinoを見守ってくれていた『秋』の存在がとても大きかったと『秋』に感謝しています。

 

そのLucinoの母親役を務めていた『秋』が、Lucinoのお誕生日の11月1日未明に、リサ、麻依、Lucinoの見守る中で息をひきとりました。

突然のことにLucinoは『秋』にいつもの様にぴったりと寄り添い、どのように離しても、離してもそばから離れません。

 

我が家の犬たち全員と家族とスタッフ全員で、翌日の11月2日夜8:30からワールドペット霊園で、お葬式をしていただきました。

お骨になって帰ってきた『秋』、お花にかこまれた『秋』に、今も朝目がさめると一番に『秋』の前に座りに行きます。

あわづ動物病院から帰宅してもすぐに『秋』の前に座っています。

今まで病院にいる時に『秋』と共に排泄していた場所で一切トイレが出来なくなりました。今まで椅子の上に座る習慣がなく、その様な行為を取ったことがなかったのに、『秋』が生前最後まで座っていた『秋』のお気に入りの椅子に、1匹になるとすぐに飛び乗り、うずくまっています。まるで『秋』の匂いに包まれたいかのように・・・・・

怖がりのLucinoは風の音や物の気配に敏感なところがあります。歩きながらそれを感じた時、目はいないはずの『秋』を探し回っています。

淋しい、淋しい目をして私たちを見つめます。とてもとてもいじらしいです。

Lucinoが訓練所に帰る日まで、あと2ヵ月弱。
私たちは、この心の空洞をどこまで癒してあげれるのでしょうか・・・・・?
私も今はLucinoと一緒で、『秋』を失った悲しみのトンネルから、まだ抜け出ることができません。

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